「デジタルノマドにとって最も急成長している都市」として東京が世界で1位に選出され(*3)、デジタルノマドの訪日人数の増加の機運が高まる中、地域でのデジタルノマドの理解や受け入れ側の人材不足が課題として挙げられます。
その問題を解決するため、長期滞在をするデジタルノマドの「暮らし」をサポートし、地域と来訪者をつなげる役割を担うデジタルノマド向けのコミュニティマネージャーを育成・認定する「JDNAコミュニティマネージャーアカデミー」を開講します。
1か所に長期滞在し、デジタル技術を活用して働きながら様々な場所を行き来するデジタルノマドの特性と、各地域の特色に合わせ、地域と共創しカスタマイズした英語によるオンライン講座です。本アカデミーの修了者には「JDNA公式デジタルノマドコミュニティマネージャー」として認定し、実際にJDNAオンラインコミュニティ内でのコミュニティ運営やデジタルノマド受け入れに向けたアドバイス・サポートを得られる実践機会を提供します。
JDNA
コミュニティマネージャー
アカデミー
2024 概要
【日程】2024年7月~8月 全5回
■第0回:2024年7月2日(火)19:00〜21:00
顔合わせ
オリジナルコミュニティプランの設計、メンター制度について
■第1回:2024年7月9日(火)19:00〜21:00
デジタルノマドにおけるコミュニティとは
台湾におけるデジタルノマド事情
韓国のデジタルノマドコミュニティについて
■第2回:2024年7月16日(火)19:00〜21:00
コミュニティマネジャーの役割とは
タイ(チェンマイ)でのコリビング運営事例
■第3回:2024年7月23日(火)19:00〜21:00
地域におけるデジタルノマドの「暮らし方」
韓国(ソウル)でのコリビング運営事例
任意参加:2024年8月2~4日 台湾視察ツアー
※8月3日 Taiwan Digital Nomad Conference 2024
■第4回:2024年8月6日(火)19:00〜21:00
オリジナルコミュニティプランの設計
■第5回:2024年8月20日(火)19:00〜21:00
オリジナルコミュニティプランの発表
※講義は一部を除き基本的には英語で実施予定
※内容は一部変更となる可能性があります
※主催:一般社団法人 日本デジタルノマド協会(JDNA)
協力: 株式会社 遊行
- 募集人数 10名
- 主な対象者
- デジタルノマド向けのコミュニティ運営に携わっている方、またこれから関わりたい方
- 地域でのデジタルノマドの「暮らし」のサポートや来訪意欲の醸成に興味がある方
- コワーキングスペースや地域のハブとなるコミュニティの運営者やコミュニティマネージャー、インバウンド事業者など
- 受講のメリット
- メンター制度を使いながら、自身が目指すコミュニティを描くことができる
- デジタルノマドのライフスタイルや実態についてリアルな声を聞き、実践者とディスカッションを行うことができる
- コミュニティマネージャーの現場力・実践力を英語で身につけられる
- 国内外で活躍するコミュニティマネージャーから直接ナレッジやコネクションを得ることができる
- 「JDNA公式デジタルノマドコミュニティマネージャー」への認定
- 「JDNA公式デジタルノマドコミュニティマネージャー」認定制度について CMAを修了した卒業生は「JDNA公式デジタルノマドコミュニティマネージャー」としての認定されます。認定を受けることで、以下のような支援をJDNAから受けることができます。
- デジタルノマド向けミートアップやイベントの開催協力デジタルノマド受け入れの実践機会の創出に向けたサポート地域とデジタルノマドをつなぐコミュニティマネージャーとしての活動支援
- 受講料
- 一般:120,000円(税別)
- JDNA会員:90,000円(税別)※30% OFF
- 対象:一般会員、賛助会員
- 申込期間:2024年5月27日(月)~ 2024年6月20日(木)
- 合否連絡:6月20日(木)
- 支払期限:6月30日(日)
- ※上限に達した場合は、選考の上結果をご連絡させていただきます。
- ※期日までの決定が困難な場合は個別にご連絡ください。
講師陣
デジタルノマドに特化したプロフェッショナルなコミュニティマネージャーを講師陣に迎え、経験から得たスキルを元に指導いたします
学長・メイン講師
MOE(中野智恵)
JDNA代表理事
1979年 横浜市生まれ
フリーランスデザイナー
2011年 タイ王国タオ島に住み始める
2015年 CUAsiaに参加、Coworking / Colivingの世界を知る
2016年 Coworking space TAOHUBを創業
世界中のデジタルノマドの生活サポートを行いながら、CUAsiaを日本に広めたいと活動
2019年秋田県の空き家を使ったColiving Space TANEHUBをスタート
2022年 日本デジタルノマド協会を設立
Facilitator
Vitto Christaldi
Community manager consultant
バリ島在住のコミュニティマネージメントコンサルタント。オランダ留学を経て、バリのHubudでコワーキングスペースのマネージャーとしてキャリアをスタート。Vittoがイベントマネージャーとして勤務したHUBUDは7年間で80カ国から6500人以上のメンバー、東南アジアのデジタルノマド界をリードしてきたCoworking spaceとなった。年間1500以上のイベントを成功させ、アジア太平洋コワーキングアライアンス(CAAP)のリーダーとしても活躍。2019年Dojo Baliで勤務後、BWork Baliでコミュニティマネジメントのコンサルとして勤務。
メンター
Haren Tambi
Tropical Nomad coworking
インドネシア・バリ島在住。チャングーにあるコワーキングスペース「Tropical Nomad」のコミュニティマネージャー。デジタルノマドの聖地バリの中でも特に人気があり、惜しまれながらも2022年にクローズした伝説的なコワーキングスペース「Dojo Bali」にて、コミュニティマネージャーとして7年間従事。毎月400名以上のデジタルノマドの受け入れを行っている。2023年10月には福岡市にて1か月間の海外デジタルノマド誘客プロモーション「Colive Fukuoka」のコミュニティマネージャーとしても活躍。
メンター
Jazmine Ross
ColiveFukuoka 2024
日本生まれ育ちの英国籍という背景を活かし多様でインクルーシブな社会づくりに向けて活動中。「TEDxWaseda 2023」のスピーカー。日本初のデジタルノマド誘客プログラム「ColiveFukuoka 2023」ではコミュニティマネージャーとして参画し、「Colive Fukuoka 2024」ではカスタマーサクセスディレクターに着任。2024年には「5th Nomad WorkationRetreat」(フィリピン)のコホストとして運営に携わる他、チェンマイの人気Coliving「Alt_Chiang Mai」(タイ)にて コミュニティコーディネーターに従事するなど、コミュニティホストとしてグローバルに活躍。
メンター
Jeong Hyun Cho
Digital Nomads Korea 創設者
Digital Nomads Koreaを運営するスタートアップHoppers代表・創設者。 Hoppersは韓国でデジタルノマドやリモートワーカー向けに持続可能なライフスタイルを設計しリードしている。韓国でリモートワークしながら旅行できるコワーキング・コリビングスペースやワーケーションプログラム(Hoppin)を提供。本人は都市デザイナーであり、スマートシティや持続可能な都市開発のコンサルタントとしても活動している。
メンター
John Ho
Alt_ChiangMai 創設者
タイ チェンマイ Alt_ChiangMaiのCo-founder。デジタルノマドやリモートワーカーのために設計・建設されたAlt_ChiangMaiは最も人気のあるコリビングスペースの1つ。2024年2店舗目をオープンさせた。本人はソーシャルメディアマーケティング戦略家であり、10年以上のホスピタリティ業界でのスキルを磨いた後、起業家としての道を歩んだ。コミュニティビルディングへの情熱で、アジアの入り口として世界各地からのデジタルノマドを受け入れる役割を担っている。
メンター
Yeji Cheon
Seoul Nooks 代表
Seoul Nooks 代表・コミュニティビルダー
韓国のコワーキングスペースにおけるコミュニティ・ビルダーのパイオニア。コワーキング業界において、複数のコワーキングスペースで10年以上の経験を持つ。2015年から3年間デジタルノマドとして旅を経験し、現在はグローバルな視点でのコリビング&コワーキング・コミュニティを運営。早稲田大学で学び、日本語が堪能で日本文化にも詳しい。現在はソウルにColiving spaceを2軒運営している。
第1回参加者の声
「英語での受講自体がなかなかできない機械なのでビビらずにむしろチャンスだと思って英語が苦手でもチャレンジしてみてください!なんとかなります!笑」
— 赤井 義大(Yakumo Village 地域コーディネーター / 北海道・八雲)
運営コミュニティ:Yakumo Village
アカデミーを通して、世界中のノマドの窓口となる受講生たちと出会い、横のつながりができたことは、私にとって大きな財産だと思います。メンターたちはとてもSupportiveでした。それぞれの実現したいコミュニティや活動に合わせた視点でアドバイスをくれました。なので臆せず質問したり表現することが大切だと感じました。
— CHICHI(Linnas Design コミュニティキュレーター / 東京)運営コミュニティ:S-TOKYO
ノマドの聖地と呼ばれるチェンマイでのコワーキング視察ツアーに参加できたことは、私にとって最も大きな財産となりました。世界のデジタルノマドの実態を、データ的な数字ではなくよりリアルな実践者の声を聞けたり、盛り上がりのあるコワーキングやコリビングを作るにはどのような仕掛けをファウンダーが考えているかなど、沢山の収穫がありました。
英語でのコミュニケーションにハードルを感じる人でも、デジタルノマドの受け入れやコミュマネとしてのスキルをつけたい方はぜひチャレンジしてほしいです!運営メンバーはじめ、講師陣たちは本当に熱心に、優しく、ユーモアたっぷりでサポートしてくださり本当に出会えて良かったと感じる方ばかりです。ビジネスアイデアもとても広がること間違いなしです!
— 狩集千咲(フリーランス / 北海道)
デジタルノマド向けに事業を展開したい、新しい事業を考えている人には良き学びときっかけになると思います! デジタルノマドを知るには自分が実践してみることも大事です!
— Miyako(フリーランストラベルクリエーター / 長崎)
CMAでの学びを通じ「DIGITAL NOMAD WEEK OSAKA SPRING PROGRAM 2024」という2週間の交流プログラムを企画しました。CMA期間だけでなく、卒業後もJDNA運営チームおよびCMA講師陣から具体的なフィードバックや集客へのアドバイスをいただき、14か国・地域から総勢60名を超える参加者を迎えることができました。「地域住民との深い交流ができたことで、もっと日本が好きになった。また帰ってきたい」といった感想も多く寄せられ、私自身の自信にもなりました。これからも「JDNA公式デジタルノマドコミュニティマネージャー」として、大阪で地域とデジタルノマドをつなげる企画していきたいと思います!
— 向井 布弥(コミュニティコーディネーター / 大阪)
運営コミュニティ:The DECK
※DIGITAL NOMAD WEEK OSAKA SPRING PROGRAM 2024:https://thedeck.jp/blog/9047